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旧環七沿いの生活記 赤坂に引っ越して題名変更です。 基本誰も見ていないブログで、備忘録的な独り言

SONY FEレンズのおすすめ 03

サードパーティーレンズ編

サードパーティーレンズといっても
自分が過去に使用したFEレンズは
Zeissコシナ系のレンズのみなのです
使ったレンズについてのみ記述します。

使ったレンズとしては

  • Batis 2.8/18
  • Batis 2.0/25
  • Loxia 2.0/50
  • Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

上記の4本になります。
その他で、アダプターを使用して使った
デジタル向けに開発されたレンズは

  • Otus 1.4/55
  • Distagon T* 2.8/25

などです。

オールドレンズは多数使っていますが
今回はデジタル対応の現行品について書こうと思います。

上記5本に関して、純正レンズの時と同じで
個人的には、どれも素晴らしいレンズでした。

Batisの18mmと25mmは広角レンズでありながら
非常に自然に映るレンズで、歪みというものは
ほとんど感じませんでした。
しかも両方とも純正並みのAFで使用でき
全くストレスを感じずに使用できます。
さすがに18mmは広角独特の
強烈なパースペクティブ(遠近感)はあるのですが
その遠近感に伴う歪みはあまり感じません。
※超広角レンズは遠くのものが見た目以上に小さくなるため
 通常の人間の目で見た遠近感よりもより誇張される形になります。
 絵画などの遠近法のように画面内で中心に集約されるようなイメージ※
25mmにいたっては、超広角レンズでありながら
遠近感そのものも極端に感じないくらい
自然に扱うことができる歪みの少ないレンズです。
25mmは常用レンズとして使うことも可能なくらいのよくできたレンズです。
最短撮影距離も短く、F2.0と明るく室内にも強く
現状広角単焦点を純正レンズも含めて
1本だけ選ぶというなら間違いなくBatis 2.0/25をおすすめします。
   
Loxia 2.0/50はマニュアルフォーカスの標準レンズです。
FEマウントの標準レンズには良いレンズがたくさんありますので
このレンズを選択する必要はあまりないかもしれません。
ただ、
カリカリの描写よりも優しい描写が欲しい、
・マニュアルは全く苦にならない
・オールドレンズの描写に現代的な解像力が加わったレンズはないのだろうか?
などという方には、本当におすすめです。
真にデジタルに適合した、伝統のプラナー標準レンズがこのレンズだと自分は思っています。
自分はローライプラナー50F1.8のデジタル高画素対応版という感覚で使用していました。
一部の方には、本当におすすめです。
   
MACRO APO-LANTHARはまだ購入したばかりなので
細かくはわからないのですが、すべてが自然な感じです。
純正90マクロのようなカリカリ感はないのですが
むしろ解像力は高い気がします、それでいてソフトな感じな写真が撮れます。
APOレンズにより色収差を押さえたというセールスポイントより
アポクロマートレンズを使用し「色のにじみ」がでにくいというセールスポイントの事※
マクロ撮影から、遠景まで自然に使用できる調整のほうが凄いと感じます。
おそらく等倍マクロでなくハーフにマクロにしているところも無理が出ていない理由だと思います。
このレンズもMFレンズですのでAFにこだわりのない方は是非お勧めです。
個人的には最強マクロの純正90マクロより、ソフトな描写で人気のあるAマウント100マクロよりも
描写は上と思っています。(しつこいですがMFなので総合性能では一番とは言いません)
   
最後におまけ的なOtus 1.4/55です
カールツァイスが世界最高の標準レンズとして販売していて
Apo Distagonと銘うちすべての収差を徹底的に抑えた設計になっています。
しかし、これはさすがにおすすめはしません。
大きく重いですし、値段も高すぎます。
純正の標準ズーム2470GMに上記単焦点(MACRO APO-LANTHARとか)のどれか1本足せる値段です。
GMにこだわらなければ、2470Z、70200G、1635Zの3本分
(うまく買えばですが)くらいの出費になります。
さすがにどちらが良い写真をたくさん撮れるかといえば、言うまでもないでしょうから
コストパフォーマンスは低すぎます。
さらに一般的にはピント合わせが難しく気を使うレンズといわれています。
また、FEマウントバージョンがあるわけではなくキャノン向けかニコン向けのものを
マウントアダプターで使用する必要があります。
現在、電子接点付きのアダプターはありますので、そのアダプターを使えば
ボディから絞り操作をしたりEXIFデータを残すことは可能です。
自分は動作保証されていないアダプターではいつ使えなくなるかわからないと考え
安全のため絞り冠がレンズについているニコン向けのレンズを電子接点なしのアダプターで使用しています。
※使えなくなるリスク覚悟で電子接点付きのアダプターを買うか迷い中です。やっぱりEXIFデータは欲しいので、、、 
ただ、上記のようなマイナス点はいっぱいあるのですが
大きさは2470GMと比べれば同じくらいですし
ピント合わせがシビアな部分はa7シリーズの機能があればだいぶ楽です。
なによりカールツァイスが世界最高の標準レンズとして売り出している
このレンズでしか撮れない写真はあると思います。
※使いこなして、そういう写真を写せるかどうかは置いておいて、、、
そんな不確かで、少ないメリットに魅力を感じる
奇特な方がいらっしゃいましたら是非お勧めします!
少なくても自分は、このレンズ手に入れて本当に良かったと感じています!
間違いなく写真撮るのが楽しくなりました
(おバカなだけかもしれませんが、、、)

※Distagon T* 2.8/25については後日紹介します。
 このレンズも誰にでもおすすめというわけではないので

  
※今日の一枚はOtus55にて
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